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うまく歌えるステップアップ術

■聞きづらい声には原因がある
どういううたい方が聞きづらいのでしょうか。
@音程やリズムが狂っている
A声の質が歌に合っていない
B表現が歌に合っていない。
C歌に表情がない
だいたいこういった理由が考えられます。
どういう声の人はどういう歌が向いているということは 一概にいえないのですが、
あまりにも、歌と違いすぎる声で うたっているというケースは少なからずあります。
自分の「もち歌」を狭い範囲にかぎらないで、 いろいろな歌にチャレンジしてみることは
大切ですが、 「冒険」ばかりしているというのも感心しません。

■個性的にうたいたいのなら地声でうたえ
地声でうたうということは、音楽のほとんどあらゆるジャンルで現代のトレンドです。
地声は一人ひとり違います。 地声そのものが《個性》なのです。
つまり地声でうたうということは《個性》でうたうということです。
地声でうたえば、あえて《個性的》にうたおうとしないでも、 百人が百人、
違った歌の表現になります。

■あがらないための「呪文」
あがるということは、ごく自然なことではないかと思います。 しかし、あがりっぱなしではうまくうたうことはできません。
その対策のひとつは「あがった状態になれる」ということなのではないかと思います。 それには場数を踏むことです。
あがった状態に慣れ、自分でコントロールするコツをつかむということ。 それはとりもなおさず冷静をとりもどすということです。
早く冷静をとりもどすための「呪文」を教えましょう。 ―――人のためではない、自分の楽しみのためにうたうのだ。
人に「うたって聞かせる」のではない、ひとを「楽しませる」ためではない、 「自分が楽しむ」ためにうたうのだと
いいきかせることです。 カラオケの楽しみというのは、まずこの点にあります。

■カラオケでうけない理由と対策
正しくメロディーがうたえ、発声・発音も明瞭でリズムの乱れもない、
それでいてなぜかうけない、といううたい手がいるものです。
その理由として次の三つが考えられます。
@歌が全体に平板、単調である。
A歌詞を一語一語、読むようにうたっている。
Bビブラートがかかっていない。

@の対策
「歌は三分間のドラマ」ともいいます。
前置き的な部分である「語り」があり、情感を高めクライマックスをむかえ、
余韻をもって締めくくる。
この組み立てを理解して、歌にアクセントをつけることが大切です。

Aの対策
日本語ではすべての音に母音がつきます。
聞かせどころで母音を生かしながらうたうことで
実に効果的です。

Bの対策
ここぞというところで声をふるわせるのがいいと思います。
ビブラートをきかせる歌手の歌を注意して聞いて、参考にしましょう。

■歌の効果を高めるマイクテクニック
マイクは使い方によっては、ふつうでは出すことのできない声を
自分の声としてスピーカーから出すことができます。
マイクの扱いがうまい人は、歌の効果を何倍にもすることができます。
マイクの使い方の基本をあげておきます。

@マイクと口との間隔は原則5〜10センチ
Aマイクは45度に下げた角度で持つ。
B大声を出す必要はない。
Cソフトな声を出すのが良い。
Dカ行、ハ行、バ行、これらの音が強くなり過ぎないように。
E高い声を出すときはマイクを近づけ、低い声は遠ざける。
F女性がハスキーな声を強調したいときはマイクを近づける。
G鼻声は強調し過ぎないこと。
H呼吸音に注意する。

■悲しい歌は悲しい顔でうたえ
感情表現のやり過ぎは、よけいな筋肉の緊張をもたらします。
しかし、歌には《心》が必要です。
顔の筋肉は発声にかなり大きくかかわっています。
とくに、目の下からほっぺたにかけての筋肉が関係します。
このあたりの筋肉がこわばっていると、スムースに声が出ません。
うたうときには、ここの筋肉もリラックスさせることが大切です。
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