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オンチが治る一週間プログラム

レッスン1 『ア』の発音
口を中くらいに開け、唇にも舌にものどにも、力をいれず意識も集中しないで声を出すと、
「ア」となります。
「ア」と言ったときの口の形、あごの位置をよく頭に入れてください。
その形を固定して、もう一度「ア」と言ってください。
このとき、次のことをチェックしてください。カッコ内が正しい答えです。
@あごは固定されているか(イエス)
A口の開きぐあいは毎回おなじか。(イエス)
B顔がこわばったり緊張していないか。(ノー)
C声を出すとき頭が動いていないか。(ノー)

とにかく、リキまないことです。たとえばこんなイメージを描いてみてください。
声を出しているのは、一本の細い線です。その線がのどに張られています。
その線をかるくつまみ、うしろへ柔らかく一センチほど引いてやる。
そしてピンと離す。その瞬間「ア」という音が出る。
もちろん実際はこうではありません。ギターをごくかるくつま弾くような軽さ、
この感覚を会得してください。
レッスン2 『楽な呼吸』
楽な姿勢で立つか、椅子に腰掛けて呼吸をします。次の順序でやってください。
@まず思い切り息を吸い込んでください。そして吸った息を、口から全部吐き出してください。
Aすべて吐き出したところで、二秒間、息を止めてください。
Bのどを開けて、息を再開してください。このとき、意識して息を「吸う」のではなく、
 のどを開けて、自然に空気は肺へ流れ込ませる、という感じにします。

この呼吸をするとき、次の点に注意してください。
(1)息を「吸い込もう」と意識していませんか。
(2)肩・腕・胸が上に上がっていませんか。
(3)おなかがへこんだままになっていませんか。
(4)からだ全体に力がはいっていませんか。
答えはすべて「ノー」でなくてはいけません。
最初の@〜Aのような深呼吸を数回やってみて、チェックポイントがすべて
「ノー」なら、呼吸は合格です。

レッスン3 『声をうしろに出す』
まず「ア」の声を出してみます。
「アー」と前に向かって声を出す感じで出してください。
息がもれないように、一定の音が一定の強さで続くようにしてください。
音の高さは気にしなくて結構です。
楽に出る声で発声してください。

レッスン4 『割り箸を使うレッスン』
割り箸を使って、レッスン1〜3のおさらいをしましょう。
割り箸を使った練習については「上達度抜群!割り箸発声レッスン」を参考にしてください。
@スタッカートの練習
割り箸をくわえて、まず普通に〈前に出す〉発声で「ア」と五回続けます。
このとき息がもれないようにしてください。
A呼吸の感じをつかむ
スタッカートで「ア」を五回発声したあと、息を〈吐いて・吸う〉をはさみ、さらにスタッカートを続けます。
ア・ア・ア・ア・ア(吐いて・吸う)ア・ア・ア・ア・ア(吐いて・吸う)・・・・・・
これは、息を吸う感覚をのどで覚えるための練習です。〈吐いて・吸う〉はなるべく短く、
素早くできるように練習します。
B〈前に出す声〉と〈うしろに引く声〉を交互に出す
〈前に出す声〉アー(←)、〈うしろに引く声〉アー(→)
アー(←)・アー(→)(吐いて・吸う)アー(←)・アー(→)(吐いて・吸う)
(低)   (高)            (低)   (高)
続いて←と→を逆にします。
C〈うしろに引く声〉だけのスタッカート
うしろに引いて出す声(→)だけで「ア」のスタッカートを五回続け、〈吐いて・吸う〉をはさみます。

レッスン5 『いろいろな声を出してみる』
ふたつの違った音を、なめらかにつないで発音するのを〈スラー〉といいます。
ここでは「ド」から「ミ」へのスラーを練習します。
出だしの音「ド」、中間の「レ」、終わりの音「ミ」が発声できるか、
チューニングメーターでチェックしてください。
さらに、「アー」の発声で「ド」から「ミ」へ、のどを引き加減にしながら、なめらかに上げていきます。

レッスン6 『メロディーをうたう』
歌を聞いて、元歌をなぞる感じで、「ア」でうたいます。
うたい出しやうたい終わり、またこれまでに練習したスタッカート、スラー、ビブラート、こぶし
などを意識してなぞってください。
また、なめらかに音をつなぎながら徐々に強くなったり弱くなったりする箇所、
高い声でも強く発音していないところに注意してイントネーションの練習をしましょう。

レッスン7 『歌をうたう』
自分の音域に合った、好きな歌を選んでうたってみます。
「ア」だけでうたってみて、しっかり音が合うようになってから、
歌詞をうたってみるという順序でやるのがいいでしょう。
元歌を注意深く聞いて、イントネーションの仕上げをしましょう。
強くうたうところと弱くうたうところ、とくに弱く発音する部分に
注意して、〈押さえてうたう〉ことを身につけてください。

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